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南国で生活する人の活動日記

南国の事ならなんでも調べてその結果を載せて行きます。

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【緯度経度】古森義久 米国ネット論壇のゆがみ

「北朝鮮による日本人拉致というのは捏造(ねつぞう)-」
「日本の北方領土の主張はウソ-」
「なぜ安倍(晋三氏)や小泉(純一郎氏)は現代の国際規範に反する行動を取り続け、すべての人間を
不快にするのか-」
「安倍は拉致に関する日本国民の一方的な怒りをあおり、それを利用して首相になった-」
「安倍は東京裁判もサンフランシスコ講和条約も否定し、数年前には日本軍の性の奴隷に関するNHK
番組の放映を中止させた-」

ちょっと取り上げただけでも以上のようなデタラメや中傷が米国で権威あるとされる日本関連のインター
ネット論壇サイトに頻繁に登場している。しかも記述者の実名入りである。書きこむのは大多数が米国
などの外国人、記述もすべて英語なので、日本ではほとんど知られていない。だがそこでのテーマは
日本や日本人であり、サイトの運営には日本政府の公的資金も出されているというのだから、その実態
を日本側でも認識しておくべきだろう。

この論壇サイトは「NBR JAPAN FORUM」と呼ばれる。NBRとは全米アジア研究部会という米国の
民間機関で2001年に米議会関連組織の日米友好委員会の支援を得て、この論壇サイトを開設した。
日米関係や日本について討論し、情報を交換するという目的だが、だいたいは米欧の人たちが日本の
政治や外交について優越したような高所から、あれがおかしい、これが変だ、と論ずる形となる。
それでも日本人の投稿者も一部におり、米側もほとんどは日本関連の学者や専門家が時事問題を真剣
に論じる場合も少なくはない。ところがときおり少数の異様な人たちがいて前述のような日本の政治指導
者や国民多数派への侮蔑(ぶべつ)とも中傷ともなる無根拠の記述を書きこむのである。日本側を標的と
したその種の理不尽な記述には米国人同士ならまず書かないような表現も多く、人種差別までがにじん
でいる。

実は産経新聞と記者(古森)に対し「テロを意識的にあおっている」などと断じる中傷記事をワシントン・ポス
トに投稿した民主党系活動家スティーブ・クレモンス氏の攻撃もNBR論壇が出発点だった。記者がこのコ
ラムで日本国際問題研究所の英文発信のゆがみを指摘したことに対し「古森は右翼の無法者たちをけし
かけて同研究所を威嚇させた」などとデマを書きこんでいた。
このクレモンス氏と歩調を合わせてNBR論壇で記者に個人攻撃を浴びせ続けるのがミンディ・カトラー氏と
いう左派の女性活動家である。この人の書きこみはあまりにデタラメで幼稚なので相手にしてこなかったが、
NBRの問題点の例証として紹介しておこう。

カトラー氏は記者について「古森は日本の恥」「他者の言動を日本政府高官にいつも報告する危険な記者」
「南京虐殺をすべて否定」などとデマや中傷を書きこみ、さらに安倍首相を軍国主義者扱いしたうえで「古森
は安倍の重要な顧問で、その見解は政府の政策なのだ」と訳のわからないことを書く。記者が「安倍の顧問」
だから危険だという言辞はクレモンス氏の主張とも共通しているが、これまたまったくのデマである。記者は
安倍氏を取材対象として知ってはいるが、記者対政治家以外の顔合わせなどただの一度もなく、顧問にあ
たる言動をとったこともない。
そのうえにカトラー氏は記者の身体的特徴や言語の特徴、家族の背景まで非難の材料に使い、偏見をむき
出しにする。この中傷のひどさには他の投稿者もあきれ、10月8日には「こんなひどい非難はみたことがな
いので、ぜひ根拠を提示してほしい」という要求が出た。だが現在まで同氏はそれに答えていない。なにしろ
米国社会ではネット上の個人中傷に1000万ドル以上の罰金を科す判決が出るほどの時代なのである。

こんな低次元の報告をあえてするのもNBR論壇の構造的ゆがみを指摘したいからだ。同論壇には実は「調
整役」という検閲者がいて、書きこみはみな事前に目を通し、「適正さ」に合致しない分を排除しているという。
その検閲者はエド・グリフィン氏という元国務省外交官だが、政治的には超リベラルの保守嫌いとして知られ
る。そのせいかどうかは不明だが、安倍氏や産経新聞、そして記者への攻撃ならばなんでもあり、という結果
となる。他方、「拉致は捏造」という秋田の国際教養大学のグレゴリー・クラーク副学長の書きこみを論評する
日本人の投稿は事前検閲で排されてしまった。
だからNBR論壇の運営資金が日本外務省の事実上の外郭団体、国際交流基金からも出ているという点は、
なんだかブラック・ジョークのようなのである。
<産経新聞>
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